そのうちAndroidも使ってみたいなぁ、と思っていながらiPhone対抗本命馬と噂されるXiaomiの記事をあちこちで見てたりしました。このXiaomi、高級感がありながら低価格の薄利多売がビジネスモデルとか。なかなかそそるではありませんか。しかし日本では入手も難しそうなのであきらめていたら…、
杭州出張が決定!
しかも10日間滞在なので土日が入る!
これはなんとしてもXiaomiを手に入れるしかない!
というわけで、休日に携帯量販店めぐりを決行しました(^^)v
結果的にはXiaomiのRedmi(紅米) Note 4G という機種を手に入れたのですが、まずは入手過程など記しておきます。
Xiaomiと一言でいってもそれはブランド名で、スマホは機種がいくつか有ります。
今現在(2014.5)、Xiaomiの代表的なスマホはMi 4で5インチサイズ。これがiPhone6対抗です。
iPhone6対抗があるということはiPhone6Plus対抗もあるということで、Redmi Note 4G (5.5インチ) がそれにあたります。
普段iPhone6を使っているので、せっかくだからFabletサイズも経験してみようと思い、今回はRedmi Noteをターゲットにすることにしました。
事前調査ではRedmi Note 4Gはその名の通り4G(LTE)をサポート。しかもスペック上は中国式LTEのTD−LTE方式ではなく、日本でも採用されているFDD-LTEをサポートしているらしいです。でも念のため、日本で使うときは最低限3Gで繋がることに期待します。
その3Gですが、Xiaomiのスマフォは3Gの通信方式で(中国移動)版(TD-SCDMA)とChinaUnicom(中国聯通)版(W−CDMA)の2種類に別れるようです。日本の3GはDocomoとSoftbankがW−CDMA、AUがCDMA2000。ということは必然的に機種はChinaUnicom(中国聯通)版がターゲットになります。
いろいろと御託を並べましたが、ターゲットはXiaomi Redmi Note 4GのChinaUnicom (中国聯通)版。最悪うまく使えなくてもカスタムROMを入れてGoogle Mapsが動けばカーナビ代わりにはなるだろう、という心づもりです(^^;
さて、2015.4.18(土)、作戦決行です(^^;
当日は杭州在住の旧友・李さんに助けを請いました。実は渡中前から彼女とは連絡をとっていて、今回Redmi Noteを手に入れたいと伝えていたのです。彼女は親切にもネットで調べてくれて、しかもXiaomiのカスタマーセンターに問い合わせをしてくれました。その時の彼女の調査結果では
- Xiaomi Redmi Note 4GはXiaomiのネット直販サイトで799元
- 現在ChinaUnicom(中国聯通)版は在庫なし
- 量販店に在庫があるかはわからない
うーむ、状況は厳しいようです。彼女も「無理じゃない?」と言いたげなメールの返信。
しかし、iPhone4sが発売された当初、香港ではネットでの予約すら出来ない状況だったのに、深センの華強北路(深センの秋葉原)ではプレミアはついていたものの普通に売られていたことを目の当たりにしていた私は「とりあえず探しに行きましょう!」と李さんにサポートをお願いしました。
さて、当日は李さんが夕食は西湖の近くでと提案してくれたこともあり、まずは西湖近くの平海路と東坡路の交差点近くの携帯量販店に入りました。ここではXiaomiの在庫はなく、展示してある知っているブランドはHuaweiとかLenovoなど。李さんが「Xiaomiは無いの?」と聞いてくれていますが「今はないはねぇ、Huaweiはどう?」といった調子。店のお姉さん曰く「XiaomiよりHuaweiの方が品質はいいよ、返品も少ないし。Lenovoも最近人気よ!」ということらしい。でも高いんだよねぇ。HuaweiもLenovoもFabletサイズはざっと見たところ2000元〜3000元ぐらい。もともと800元そこそこのRedmi Noteをターゲットにしてきたので2〜3倍に感じます。やたらHuaweiを押してくれますが、その場にあるものを売るのは中華ショップの常道なので、適当にあしらって退散。
2軒目は東坡路を徒歩3分ぐらい北上したところ。ここではXiaomiのMi4がおいてあって脈がありそう。しかしRedmi Note 4Gの中国聯通版は「無いよ」とショップ店員があっさり言い切る…。うーむ、あまりにあっさりしすぎているので李さんに頼んで在庫を確認してもらうようにお願いすると、どこかに電話し始めて、そのショップ店員はどこかに消えてしまった…。もう帰ろうか、と思い始めた頃ショップ店員が戻ってきて「杭州には無い」ときっぱり言い切る。内心「ホントかいな?杭州は広いぞー、(^^;」とは思いつつも、これ以上は無理かなと思い始めたところ、ショップ店員が他の機種の売り込みを始めた。李さんが適当に対応してくれて、よさそうと思ったものだけ「これはどう?」と翻訳してくれる。
うーむ。Xiaomiが無いんだったらほかは興味ないんだよなぁ〜、と思って聞き流していたら、なんと店内に「Xiaomi」と胸にでっかくプリントされたポロシャツを着た、いかにもプロモーション中のお兄さんがウロウロしているじゃありませんか! おぉぉ、これぞ渡りに船!捨てる神あれば拾う神あり!
李さんに「あれ、あれ!」と指さすと、速攻でXiaomi兄さんを捕まえてくれた。
「Redmi Noteある?」と聞くと「ありますよ」と事も無げに言う。
李さん「中国聯通版は?」
小米兄「ありますよ、もちろん」
李さん「本当にあるの?いくら?」
小米兄(何やらショップ店員と話をして)「999元」
李さん(私に「あるって!999元!」と翻訳してくれる。少し理解るんだけどなぁ(^^;)
小米兄「でも、一つ前のバージョンなんですけど…」
李さん「何が違うの?」
小米兄「CPUが1.2GHzでメモリが1GBです。最新は1.6GHzで2GB…」
李さん(私に翻訳。私、それでOKと伝える)「それでいいです!」
小米兄「ちょっとまってて」といってどこかに電話
李さん「他の店に電話しているみたいです」と私にささやく
小米兄「10分でここに持って来ますから、待っててください」
李さん (ガッツポーズ)
…さっきのショップ店員は何だったのだ?
李さん、ホントにありがとう!
という事の顛末で無事Xiaomi Redmi Note 4Gを手に入れました。
その後李さん曰く「店員は役に立たない。今日はXiaomiの人がいてラッキー」だそうです。
しかし、驚くべきは製品サイクルの早さ。話題になった頃にはすでに在庫なし、ですからねぇ。ネットで注文できれば李さんに買ってもらうという方法もあったのですが。薄利多売ということは一台あたりの利ざやも少ないので、在庫を抱えるのは致命傷ってことなんでしょうね。
ショップでは一応動作確認はしましたが、ホテルに帰ってからもいじってみました。
ざっと見たところGoogle系のアプリが全く入っていません…。さすがGoogleに喧嘩を売る中国。OSはAndroidのKitKattベースらしいけど、よくわからん。(こてこてのiOSユーザだから)
というわけで、今後はこのRedmi NoteにGoogle系アプリを突っ込んで(できれば日本で)使ってみるつもりです。
アプリなど環境が整ったらまた投稿したいと思います。
[追記2015.5.4]
今回入手したRedmi Note 4Gのスペックを見つけたのでここに記しておきます。
詳細はこちら。
現在の最新のRedmi Note 4Gのスペックはこちら。
−−−
Model number: Xiaomi Hongmi Note / Remi Note
Versions: 2014912
Color: White
Release Date: 2015
Operation System: Android
CPU: Qualcomm MSM8916 64Bit Quad Core
GPU: Adreno 306
RAM: 1G
ROM: 8G
Battery Capacity(mAh): about 3100mAh
Talk Time: about 30 hours
Display Size: 5.5inch
Display Resolution: 1280x720
Touch Screen Type: Capacitive Screen
Cellular: GSM/WCDMA/LTE
Band Mode of Version 2014912:
2SIM/Dual-Bands
4G: FDD LTE B1 B3;
3G: WCDMA B1 B2 B8;
2G: GSM B2 B3 B8
Cameras:
5.0MP Front
13.0MP Rear
Size:154 x 78.7 x 9.45mm
Unlock Phones: Yes
Feature:
GPS Navigation, Email, FM Radio, MP3 Playback, Touchscreen, QWERTY Keyboard, Bluetooth, Wi-Fi, Memory Card Slots, Video Player, Gravity Response, Front Camera, Message, GPRS
Language:
English, Russian, German, French, Spanish, Polish, Portuguese, Italian, Turkish, Norwegian,etc. are supported after updating multilang-rom
0 件のコメント:
コメントを投稿